今日は私の大好きなパワースポット
東京都府中市にある
「大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)」
をご紹介します。
私はこの神社が好き過ぎて、月に1回は参拝に行っています。
よく行く神社だしちょっと調べてみよっかな~なんて軽い気持ちで調べたら、何と関東でも強力なパワースポットとして有名な神社であることを知りました。
某テレビ番組では、大國魂神社に参拝するだけで関東中の神社を参拝したことになるほどのご利益を授かれる!等と紹介されてました。
いやいや、それは何でも盛り過ぎでしょ!
って言いそうでしたが、確かにそう言いたくなる気持ちも分かる程、雰囲気と格式があります。
しかも敷地内に他の神社がたくさんあって、ちょっとした小旅行気分♪
何も知らなかった私が、電車に乗ってでも毎月参拝したくなるくらい、神々しい雰囲気が漂う美しい大國魂神社。
これを読めばあなたも絶対足を運びたくなる、すごい神社です!
早速ご紹介していきます。
【場所・アクセス】
〒183-0023
東京都府中市宮町3-1
TEL 042 – 362-2130
(大國魂神社公式HPは→こちら)
京王線府中駅から徒歩5分程の広い敷地を持つ歴史ある神社。
駅からは広い欅並木が参道へと続いています。
今は車道となっていますが、昔はずっと先まで参道が続いていたそう。
その名残で今も、大國魂神社入口の参道からずっと欅並木が続いています。
土日祝日は参拝者が多くとても賑やかで活気を感じます。
【受付時間】
※2022年10月22日時点の情報です
〇開門時間
6:30~17:00 (9月15日~3月31日)
6:00~17:00 (4月 1日~9月14日)
〇御祈祷
9:00~16:00
〇御朱印受付
9:00~17:00
【駐車場】
駐車場は拝殿の西側と、参道入口の東側にあります。
拝殿の西側の駐車場は無料で、府中街道の府中本町駅入口交差点から新西参道を入ります。
大國魂神社と大きく書いてありますのですぐに分かると思います。
参道入口の東側にある駐車場は、タイムズ駐車場で祈祷を受けた方は1時間無料サービスがあります。
こちらは旧甲州街道の大国魂交番脇から入ってすぐのところにあります。
土日祝日は混雑していて満車の可能性が高いですが、府中駅近くということもあり他にもたくさんの駐車場がありますので、そこまで心配する必要はないかと思います。
【歴史・由緒】
創建はなんと111年。
1910年以上の歴史がこの地に詰まっている訳で、この年数はもはや私の想像の上を行き過ぎました。
どおりでエネルギーを感じるわけです♪
大國魂神社の詳しい歴史・由緒は→こちら(大國魂神社公式HP)
武蔵国の総社であり東京五社のうちの一社で、武蔵国の一之宮から六之宮を合わせ祀っているので六所宮とも呼ばれています。
大國魂神社は大國魂大神[おおくにたまのおおかみ]を武蔵国の守り神としてお祀りした神社です。
大國魂神社公式HP
この大神は、出雲の大国主神と御同神で、大昔武蔵国を開かれて、人々に衣食住の道を教えられ、又医療法やまじないの術も授けられた神様で、俗に福神又は縁結び、厄除け・厄払いの神として著名な神様です。
出雲大社と同じ神様だなんて感慨深いです。
※武蔵野國とは現在の東京都、埼玉県、神奈川県横浜市・川崎市です。
ここからは私の参拝ルートです。
順番にご紹介していきます。
【大鳥居】
府中駅方向から足を運ぶと一番の存在感を放つ大鳥居と、大國魂神社と書かれた立派な石碑が見えてきます。
大國魂神社の大鳥居は、御影石製の鳥居では日本一の大きさなんだとか。
神々しい鳥居の前で、私はいつも心の中で「今日も大國魂神社に来ることが出来て幸せです、ありがとうございます」と言いながら、一礼してくぐります。
この鳥居をくぐると心がスーッと鎮まるような身が引き締まるような不思議な感覚が味わえます。
【参道】
大國魂神社の参道はとても広々としていて、清々しい雰囲気が漂います。
参道中央は石畳で、端は砂利が敷き詰められています。
石畳は歩きやすいのですが、私はいつも砂利を歩くようにしています。
砂利をジャリジャリと(ダジャレではないですよ)踏みしめながら歩くことで邪気や穢れを落とし、心身共に清める効果があるそうです。
神社の参道に砂利が敷いてあるのはこういう理由からだそうです。
【 彫刻が美しい手水舎 】
長い参道を進むと、右手に手水舎が見えてきます。
彫刻が素晴らしいです。
明治30年に作られ、平成23年に一度改修されているそうです。
木材の深い色味が歴史を感じさせてくれます。
龍や鳳凰、獅子が彫られていて、細部まで手が込んでいるとても美しい手水舎です。
足を運ばれる方は是非チェックしてみて下さいね。
現在はコロナ渦ということもあり、柄杓が無くなっていますが 以前幾つか柄杓が置いてありました。
お清めの仕方は、まず左手を洗い、次に右手、左手に水を受け口をゆすぎます、最後に左手を洗い流して完了♪
【拝殿】
手水舎を出るとすぐに立派な随神門(ずいじんもん)が見えます。
※随神門とは、門の守護神を左右に安置した神社の門のことで、大國魂神社の随神門には正面の左右に随身像、反対側に恵比須様・大黒様が祀られています。
その先の美しい朱色の中雀門をくぐると拝殿です。
拝殿(人間が神様に対して祈願等する場所)は、本殿(神様が鎮座されている場所)の全面にあるのが通常です。
大國魂神社の拝殿は明治18年に改築されており、その後昭和53年に改修されています。
重厚感ある拝殿からは神々しい雰囲気が漂います。
威圧感まで醸し出している大きな大きなお賽銭箱にお賽銭を入れ
「二礼→二拍手→(心の中で唱え言葉を唱えてから)お祈り→一礼」
をします。
唱え言葉は
「祓え給い、清め給え、神ながら守り給い、幸え給え」
(お祓い下さい、お清め下さい、神様の御力によりお守り下さい、幸せにして下さい、という意味)
覚えておくとスムーズに拝礼出来ますが、お賽銭箱にも書いてありますから安心して下さい。
私はいつも、上記の唱え言葉を心の中で唱えた後(周りに人が居なければ声に出しています)、大國魂大神様、私は東京都府中市〇〇〇〇(住所)に住む〇〇(名前)です、いつもお見守り下さりありがとうございます。
と最初に伝えてから、近況報告やこれからの展望を話しかけるようにしてお祈りしています。
また、以前に報告していたことがあったらその進捗状況や、叶ったお願い事があったらそのお礼も伝えています。
最後に「今日もこの地に来れたこと、大國魂大神様にお会いできたことを感謝します。ありがとうございました。また来させて下さい。」と締めくくるようにしています。
唱え言葉を最初に言うことで、神様が注目してくれる気がします。
そしてお礼や住所や名前を伝えることで、「こやつ礼儀正しいな、よし聞いてやろう」と今まで酒盛りしていたり寝転がっていたり考え事をしていた神様が、よいしょと腰を上げてくれる気がするんです。
住所や名前まで言わなくても神様ですからご存じだとは思いますが、私は自己紹介することは礼儀だと思っているので。
あくまで私の感覚ですが、この拝礼方法が私には一番合っていて、この拝礼方法が定着してから、私の夢の叶う早さが格段に早まりました。
タイミングが良くなったと言いますか、アンテナが研ぎ澄まされたという感覚です。
皆さんも自分に合う拝礼方法を見つけて下さい。
要は神様に対する尊敬の念と気持ちが大切なので、失礼がない限り形式にこだわる必要はないと思っています。
【本殿】
本殿は神様が鎮座されている所で、拝殿の奥にあるため、参拝者は見ることが出来ません。
ですが、拝殿の脇道を行くと柵が施してあり、その隙間から美しい朱色の本殿を拝むことが出来ます。
111年 創建
1590年 火事で社殿を焼失
1606年 徳川家康の命により1606年に再建
1646年 正保の大火災によりまたもや社殿焼失
1667年 徳川家綱の命により現在の社殿を建立
老朽化や台風のため、修理や修復を加えながら今に至ります。
1962年(昭和37年)には東京都有形文化財に指定されています。
徳川家と強い所縁があるんですね。
徳川家の他にも、源家や北条家とも所縁があるそうです。
この歴史を見る限り、私には国宝級レベルだと思うのですが…
鎮座されているのは、大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)様です。
大國魂大神様は、暴れん坊から一転して英雄となったことで有名な須佐之男命(すさのおのみこと)様を父に持つ神様です。
武蔵国を開き、人々に衣食住や医療・まじないの術を授け導き、守り神として祀られています。
招福、縁結び、厄除け等のご利益があります。
更に本殿には
小野大神様
小河大神様
氷川大神様
秩父大神様
金佐奈大神様
杉山大神様
御霊大神様
国内諸神様方
が合祀されています。
こんなに神様が居たら、誰か一人は自分の声に耳を傾けてくれそうなのと、色々なご利益がありそうですね♪
拝殿を中心に左回りに参拝するのが私のルートですので、その順番にご紹介していきます。
【水神社】
《御祭神》
水波能売命(みずはのめのみこと)様
加茂別雷命(かもわきいかずちのみこと)様
玉依姫命(たまよりひめのみこと)様
加茂別建角身命(かもわきたけぬのみこと)様
拝殿を向かって左側すぐに、緑が滴る自然たっぷりの空間があります。
その中に小さいながらも神々しい雰囲気を醸し出している神社です。
深井戸から地下水を引いており、龍の口から流れ出ています。
御水を汲みに来る方も多いです。
※飲用不可と書いてあります。
ご利益は、五穀豊穣・祈雨止雨・安産祈願・子宝祈願です。
水神社の裏手には「人形流し(ひとがたながし)」をする場所があり、厄払いを体験できます。
【松尾神社】
《御祭神》
大山咋命(おおやまくいのみこと)様
水神社のお隣に位置する神社です。
東京の地酒やサントリーから奉納されたお酒がこれでもかと積んであります。
大國魂神社から徒歩10分程の距離にサントリーの府中工場があるんです。
私の愛してやまないプレモルはこちらで作られているそうで、工場見学に是非行きたい♪
大山咋命様は、比叡山を守護する神様で、比叡山麓の日吉大社では厄除け・方除けのご利益があります。
但し「松尾様」と呼ばれるように、京都の松尾大社では酒造の神様としてお祀りされています。
祀られている神社によってご利益が変わるのですが、同じ大山咋命様ですから両方のお力をお持ちのはずです。
酒造守護・農業守護・企業繁栄・商売繁盛・開運招福・厄除け・方除けのご利益があります。
【巽神社】
《御祭神》
市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)様
※弁財天様と同一神とされています
松尾神社のお隣の神社、樹々に囲まれており小さいですが雰囲気あります。
市杵嶋姫命様は、天照大御神様と須佐之男命様の誓約によって生み出された「宗像三女神(航海の守護神・海の女神)」のうちの一柱で、その中でも一番の美人であると伝えられています。
七福神の中で唯一の女神、弁財天様と同一神とされています。
弁財天様は、財や富をもたらすほかに、芸能・音楽・学問の神様として有名です。
ですからこの巽神社には、交通安全・航海安全・金運財運向上・芸能上達・学業成就のご利益があります。
【東照宮】
《御祭神》
徳川家康公
巽神社から、本殿の後ろを通って行くと、大銀杏の樹があり、更に進むと東照宮があります。
(大銀杏の樹については→後述で詳しく)
東照宮と言えば、あの有名な日光東照宮ですね!
日光東照宮と同じく、こちらの御祭神も家康公です。
まさか近所で家康公を拝めるだなんてさすが大國魂神社です、武蔵野国の総社なだけあります。
1618年、二代将軍秀忠の命によって造営されたそうです。
家康公は昔、大國魂神社の西側(今の府中本町駅付近)で鷹狩をしていたんだとか。
大國魂神社にもきっと何度も訪れているのかと思うと感慨深いです。
家康公の神名は「東照大権現」
ご利益は、出世開運・商売繁盛・子孫繁栄・家内安全です。
戦国時代を生き抜き、大出世、江戸幕府が260年もの間繁栄したことを考えると、東照大権現様のお力は絶対すごいです!
東照宮は、平成26年に市指定有形文化財に指定されています。
【住吉神社・大鷲神社】
住吉神社《御祭神》
・表筒男命(うはづつおのみこと)様
・中筒男命(なかづつおのみこと)様
・底筒男命(そこづつおのみこと)様
大鷲神社 《御祭神》
大鷲大神(おおとりのおおかみ)様
1社に見えますが、住吉神社と大鷲神社が合祀されています。
住吉神社の神様は油の神とも称されています。(こちらの住吉神社限定です)
ご利益は、海上安全・除災招福です。
大鷲神社の御本社は大阪堺の大鳥神社でその御分霊になります。
酉の市で有名なあの【おとりさま】です。
ご利益は開運招福・商売繁盛です。
ちなみに、大國魂神社の酉の市は関東三大酉の市にも入っており、とても賑やかでパワフルなエネルギーをいただけますよ。
(あとの二つは「浅草の鷲神社」「新宿の花園神社」)
【宮乃咩神社 】
《御祭神》
天鈿女命(あめのうづめのみこと)様
※天宇受売命と書く方が一般的かもしれません
拝殿と大鳥居の間にある神社です。
天鈿女命様は天の岩屋隠れで大活躍した神様です。
簡単に説明しますと、超セクシー(不謹慎でごめんなさい)な舞いで、天照大御神様を引きこもりから卒業させ、世界に光を取り戻した神様です。
またこちらの宮乃咩神社は、源頼朝の妻(北条政子)が安産祈願に参拝した神社で、安産祈願に多くの方が参拝されます。
ご利益は、芸能上達・安産祈願・子宝成就・子孫繁栄です。
また、 宮乃咩神社の横には穴の開いた柄杓がたくさん奉納されています。
こちらに参拝した方が、後にお礼のために納めるそうです。
実は私も宮乃咩神社に参拝し、子宝を授かったうちの一人。
穴の開いた柄杓を持って、近々お礼に伺う予定です。
(柄杓は拝殿側の中雀門沿いにて購入することが出来ます)
【稲荷神社】
《御祭神》
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)様
大鳥居のすぐ横に位置します。
お稲荷さんで知られる稲荷神(いなりのかみ)様は、実は狐ではありません。
宇迦之御魂神様という女性の神様です。
昔の家の敷地内にはお稲荷様が祀られていますよね。
会社や店舗・商店街等地域に密接に関わる神様で、ご利益は家庭全般に関わるものばかりです。
五穀豊穣の神様で「稲が生る」から「いなり」になったとも。
(諸説あるそうです)
また宇迦之御魂神様の使いが狐であることが、お稲荷様が狐であると誤解された原因の1つでもあります。
五穀豊穣・商売繁盛・家内安全のご利益があります。
本殿の裏側、拝殿の正面から南西方向(巽神社と東照宮の間)に、樹齢1000年と伝えられているそれはそれは立派な大木があります。
私が足繁く通う大銀杏の樹です。
落雷により幹は途中までしかないのですが、枝がたくさん伸びています。
本殿の裏側に位置しているので、人気は土日でもほとんどありません。
こんなに澄んだ空気と力強いパワーを発しているのに、皆さん知らないなんてもっていないなぁと思ったのが、この記事を書くきっかけとなりました。
手の平をかざすとビリビリします、最初は微々たるものなのに段々ビビビビーって強くなるんです。
本当に不思議。
ちなみに大銀杏の樹に手を合わせると、産後の肥立ちが良くなるんだそうです。
※大國魂神社の七不思議について(公式HP)より
大銀杏の樹以外にもあと6つあるんですよ、中々面白かったです。
興味のある方は是非確認してみて下さい。
大國魂神社の破魔矢は「あたり矢」と言います。
大國魂神社の参道では毎年6月に「府中流鏑馬」が行われます。
この流鏑馬は必ず的に当たることで有名で、その矢があたり矢です。
魔を破りチャンスを射抜く!
とても縁起がいいものとなります。
初穂料は
・特大 1万円
・大 2千円
・小 1千円
となります。
参拝の記念に是非♪
ちなみに私の御朱印帳、雅で美しいでしょ♡
見つけたときにビビっと来ました(笑)
御朱印は参拝の記録となるのはもちろん、大切にすることで、その神社の神様と自分を繋げてくれるポータル的な役割もあるそうです。
ですから、御朱印帳は自分にとって一番しっくり来るものを時間をかけて選びました。
毎日眺めていたくなるようなうっとり出来る美しい御朱印帳にしました。
( 記事の一番最後に貼っておきますね。 )
今は色々なデザインの御朱印帳があるので、皆様も最高の一品をお選び下さいね。
武蔵国の総社であり、東京五社のうちの一社で六所宮とも呼ばれる程の大きな神社。
また、大國魂神社の大鷲神社の酉の市は関東三大酉の市と言われています。
大規模でかなり賑わいのある神社です。
かと言って、人ゴミ感があるわけでもなく、自然豊かで澄んだ空気とエネルギーに満ちています。
紹介したい場所が多すぎて、かなり長くなってしまいました。
これでもまだ紹介しきれていない神社や建物がたくさんあるんです。
敷地外にある摂社末社(幾つかあるのですが徒歩だと少し遠くて…今度参拝に伺ったらアップしますね)や、参道沿いにまだまだたくさんの記念碑や歴史的建造物があります。
また、季節によって菊や盆栽が展示されていたり、行事の日は露店で賑わいます。
(緊急事態宣言中は露店は出ていませんでした)
これだけ多くの神様が祀られている神社です。
ご利益目的だけではなく、その神々しい雰囲気を味わいに行かれて下さい。
大國魂神社のパワーと魅力を思う存分堪能して来て下さいませ。
あなたが御挨拶に来てくれたことを、神様は喜んでくださるはずです。
私は大國魂神社にお参りするようになって、夢がたくさん叶うようになりましたよ♪
あなたにもたくさんの幸せが降り注ぎますように。
この記事を最後まで読んで下さりありがとうございました。
たくさんのサイトの中から私のブログに辿り着いてくれたご縁に感謝します。
Twitter、Instagramにも遊びに来て下さいね♪
→こちらから
感想・ご意見ドシドシお待ちしています!(一番下のお問い合わせから)
Twitter、InstagramのDMからでも大歓迎♪
↓↓この記事が参考になった方、ポチってして下さると嬉しいです♡