みなさんこんにちは。
みやび(@miyabina_blog)です。
今日は私のとっておきレストランをご紹介します。
フォーマルだけど堅苦し過ぎない、ミシュラン1つ星獲得・グリーンスターの実力派レストラン「LATURE」
ジビエ料理の都内最高峰レベルのこのお店で、コスパ良さげなランチを堪能してきたので詳しく書いていきます。
行ってみたいと思っている方、ジビエが好きな方は是非参考にして下さいね。
【店舗情報】
〇住所 東京都渋谷区渋谷2-2-2
〇℡ 03-6450-5297
〇定休日 不定休
〇営業時間 ランチ 11:30~15:30(L.O13:30)
ディナー 18:00~23:00(L.O20:00)
店舗の入り口には手作りの案内表示のボックスが飾られています。
ボックスの右手に地下へと続く階段がありますのでここを降りると「LATURE」の入口があります。
私は渋谷駅から徒歩で行ったのですが、青学の西門側から向かったのでこのボックスに中々気付けず入口が分かりませんでした。
隠れ家っぽい雰囲気です。
【シェフ】
シェフは室田 拓人氏。
狩猟免許を持ち、自ら猟も行うハンターシェフです。
名門「タテルヨシノ」で5年間勤務し、渋谷の人気フレンチジビエレストラン「deco」のシェフを務めました。
お食事の前にご挨拶に来て下さり、親しみやすい柔らかな笑顔と落ち着いたトーンの声色が印象的でした。
その日に使う食材等の説明をして下さるのですが、詳しく丁寧で朗らか。
食材への愛を強く感じたのと、村田シェフのお人柄がお店全体のアットホームな雰囲気として表れています。
「LATURE」という店名は、自然の雫という意味が込められているんだそう。
【ミシュラン一つ星・グリーンスター】
2016年にオープンした「LATURE」
そのわずか1年後には「ミシュランガイド東京2018」で一つ星を獲得。
「ミシュランガイド東京2021」でグリーンスターとして紹介されました。
ミシュランの星はご存じの方が多いと思いますが、2021年度から新設されたグリーンスターを知る人はまだまだ多くはありません。
簡単に説明させていただきます。
ミシュランガイドにおける星の評価は
一つ星 近くに訪れたら行く価値のある優れた料理
二つ星 遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理
三つ星 そのために旅行する価値のある卓越した料理
グリーンスターは、上記の星の評価方法とは全く異なるもので、
「持続可能(サステナブル)なガストロノミーに対し、積極的に活動しているレストランに光を当てるシンボル」です。
ミシュランはフランスのタイヤメーカーです。
ミシュランガイドは基本的には旅行者のためのガイドブックです。
(元々はドライバー向けに作られたガイドブック)
フランス版やイタリア版など様々な国のものが発行されていますが、中でも東京版は他国に比べてその件数が圧倒的です。
掲載数のランキング5は多い順から、東京・大阪・京都・パリ・ニューヨークとなります。
本場フランスのパリよりも多い。
上位3位を日本が占めています。
日本は美食大国なんですね。
【ランチ】
〇シェフのおまかせコース 5,800円
〇お魚とお肉Wメインのコース 7,800円
【ディナー】
〇季節のおまかせコース 12,800円
〇LATUREスペシャルコース 16,800円
※値段は全て税込みです
上記のコース以外にも季節によって期間限定ディナー等がありますので、お店にご確認下さい。
私は、お魚料理がつくWメインのスペシャルランチコースをいただきました。
【スペシャルランチコース】
鹿の血のマカロンは見た目が完全にチョコレートマカロンです。
卵白の代わりに鹿の血を使っています。
独特のコクがあり濃厚。
甘いけどしょっぱい。
1個じゃ足りない、いっぱい食べたい(笑)
店頭販売とかしてくれればいいのに♪
ケーク・サレは、鹿のサラミと松の実の食感がアクセントになっています。
旬の和栗のクリームがとても香り高く、ちょうどいい甘さです。
イガグリの器が可愛かったです。
冷製ブリ大根は斬新過ぎました♡
私の知るブリ大根とは全く異なるもので感動です。
お皿の余白部分に、ディルオイルと大根のお出汁のスープを流し込んでもらえます。
薄くスライスされたシャキシャキの赤大根の中にブリが隠れています。
ブロック型にカットされたほぼお刺身のブリですが、片面を焙ってあるので香ばしさも楽しめます。
孔雀のフォアグラはとてもあっさりしていてます。
最初は少しモサモサっとした舌触りなのですが、サッパリとしていて想像より食べやすかったです。
ガチョウのフォアグラの脂っこく舌の上でとろける感じとは正反対です。
好き♡
お魚のメインはウスバハギ。
ホロホロ崩れるウスバハギは絶品でした。
小さい白菜のスープとパセリオイルともよく合います。
お肉のメインはやはり蝦夷鹿のロースト。
モチモチと弾力があるのに繊維がほどける程柔らかく、火入れが最高です。
ジューシーでボリュームがあり鹿肉の味を思う存分楽しめる逸品。
酸味のあるスグリの実のソースがまたよく合います。
かぼちゃのサラリとしたクリームが流れ出てくる、甘さ控えめのデザート。
最後に全く猪を感じさせないコクのあるフィナンシェと香り高いブラックコーヒーで至福のひとときは終了です。
猪の野生感あふれるあの独特な香りは皆無で驚きました。
どのお料理も斬新で、味はもちろん見た目も楽しめました♡
季節を感じさせるアクセントがお皿の上に散りばめられています。
ジビエ料理の根底が覆される独創的なお料理の数々でした。
【ドリンク】
私は順番にこのワインたちを合わせました♪
グラスでこのラインナップは嬉しい♪
(ブルゴーニュはいくら勉強してもしてもしても理解し切れない奥深さ…)
お酒を召し上がらない方向けに、ノンアルワイン?スパークリングぶどうジュース?やソフトドリンクもありますのでご安心を。
食物連鎖の最上位に君臨する私たち。
命あるものをいただく以上、余すところなく骨の髄までいただきたいと思っています。
私はヴィーガンにはなれませんが、美しい地球に住まわせてもらっているからこそ、サステナブルなお店や製品を選択することが大切であると思っています。
ミシュランのグリーンスターが新設されたのも、世の中にそんな気運が高まってきているからです。
室田シェフの作り出すお料理は、命への思いが詰まった至極の逸品です。
「LATURE」は明日行こうと思ってもすぐに予約が取れるお店ではありませんが、数週間先であれば割と空いています。
人気店ですが予約困難とまではなりませんので安心して下さい。
次はランチではなくディナーで、季節ごとに定期的に訪れたいと思います。
お腹いっぱいになった後は表参道をお散歩しつつ優雅な気持ちのまま帰途に着きました♡
美味しいフレンチジビエのレストラン「LATURE」をご紹介しました。
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