皆様こんにちは。
先日、近所のおばあちゃまから息子の頭くらいある大きなみかんを貰いました。
文旦というのだそうで、物珍しさからゼリーとジャムにして美味しくいただきました。
ですので今日はその作り方を。
作り方はとっても簡単♪
《材料》
- 剥いた文旦の実 1個分
- 粉ゼラチン 5g
- お湯 250㏄
- はちみつ 大さじ2~3(お好みで♡)
粉ゼラチンをお湯に溶かして、溶けたらお好きな量の蜂蜜を入れます。
粗熱が取れたら、剥いた文旦を敷き詰めた皮にそのままイン。
冷蔵庫で1時間程冷やして完成♪
さっぱりととても美味しくてですね、3歳の怪獣チビ太もペロリといっちゃいました。
続いて、文旦ゼリーで余った皮の器と薄皮を使って、ジャムにしました。
工程は多いですが、やることは単純♪
《材料》
- 文旦の皮と薄皮 1個分
- 砂糖 あく抜きした文旦の皮の重量7割
お砂糖は、お好みのもので、私はきび糖の甘さ控えめで作りました。
ネットリ甘いジャムがお好きな方は、1割足してもいいですね。
また、白砂糖を使えば、キラキラと美しい黄色のジャムになりますよ。
では作り方です。
皮を適当な大きさに切り、お鍋でコトコト煮て、アクを取ります。
薄皮も一緒に入れて下さいね。
沸騰して5分程茹でこぼす工程を2、3回繰り返します。
苦味がお好きな方は2回で十分です。
私は子供も食べられるようにと3回やりましたが、チビゴンの口には合わず、無駄な作業でした(笑)
マーマレードジャムもそうですが、結構大人な味ですもんね。
お鍋から取り出したら、3時間以上お水に浸けておきます。
これで結構なアクが抜けます。
水に浸けておいた皮と薄皮を、水を切らずにミキサーにかけます。
水を切ると、十分な水分が無くなり、ミキサーが稼働しなくなりますし、ミキサーをクリア出来ても、煮詰める際に固めで焦げやすくなってしまいます。
次にミキサーをかけた皮と薄皮をお鍋に移して煮ます。
このとき重量を計っておいて下さいね。
その重量の7割のお砂糖を用意して、半分を先にお鍋に入れて皮とよく混ぜます。
火加減は沸騰するまではなんでもいいですが、沸騰したら超弱火(トロ火)にして下さい。
焦げないように気を付けて。木べらでこまめにかき回しましょう。
トロ火にしたら、残りの砂糖を全投入して混ぜます。
しばらくすると水分が飛んできて、木べらで混ぜた後にお鍋の底が見えくるようになれば完成です。
(ジャムは冷めると固くなりますので、この時点ではゆるくても大丈夫です)
温かいうちに瓶に詰めて、蓋をして下さいね。少し瓶が手で持てるくらいの温度まで下がったら、冷蔵庫に入れて保管して下さい。
保存瓶についてですが、長期保存するためにもよく消毒して下さい。
魔女は市販のアルコールスプレーを保存する瓶と蓋に吹き掛け、キッチンペーパーで拭き取っています。
アルコールはすぐ乾き、一瞬で終わるのでおススメです。
この方法で毎年1年くらい保存していますが、悪くなったことはありません。
昔は煮沸消毒していましたが、手間が掛かるし、熱い瓶ってなんだかすぐ割れちゃいそうで怖くて…
(すぐに割れるようなものではないんでしょうけど、オッカナビックリ作業するのは気持ち的に嫌で…)
要は消毒出来ればなんでも大丈夫!
ご自分の好きな方法でやって下さいね♡
ジャムを作るまで、忙しくてすぐには出来ないという方も、皮を水に浸けたまま保存しておくことも出来ます。
魔女は平日は仕事なので、季節の食仕事は全て日曜日まで寝かせてやっております。
文旦ジャム作りの際も、あく抜きをする前に水に浸けて、冷蔵庫に1日放置していましたし、あく抜きの後も水に浸けて1日放置してました…(はい、私ズボラですから( ー`дー´)キリッ!)
出来上がりはこんな感じです。
紅茶に入れたり、朝食のトーストに塗ったり(バターとすっごく合いますよ)
手作りってパワーが宿っている気がしませんか、特に自分で作ったものは愛情も一押し、大切に食べています。
写真だと分かりづらいですが、結構な分量なジャムが出来ましたので、小さい瓶は、文旦をくれたおばあちゃまにお渡ししました。
とっっっても喜んでくれたので、こちらもすごく嬉しい♡
うちの怪獣くんにいつも良くしてくれて、私のことも可愛がってくれる温かいおばあちゃま♡
豊かではあるけれど、時代の流れは早くなり、核家族が進み、いつもせわしない、人の繋がりが冷たく薄くなったと感じる、今のこんな時代には珍しい、人情のぶ厚い方で、こういう温かい方がたくさんいて下さるから、私も子育てがしやすく、この地域に移り住んで来れたことを幸せに思います。
それでは。
今日も皆様に、幸せが降り注ぎますように。
愛を込めて♡