簡単、百合根の下処理の仕方。
縁起物の百合根、是非お節などにお使い下さい。
明けましておめでとうございます。
令和初のお正月ですね。
初日の出は見れましたか?
初日の出は1年の初めの縁起物なんです。
(初日の出効果についてはまた違う記事でアップします♪)
我が家は初日の出を見て、近所の神社に初詣に行き、そのあとは家でゆっくりお雑煮とお節料理を食べながら、毎年恒例格付け番組を観ました。
この前、グランメゾン東京に出てくる「山羊のミルクのババロア」の作り方の記事を書きました。
その際に使用した百合根の下処理の仕方を書いていきます。
百合根、あまり食べる機会の少ない食材だと思いますが、高い栄養価と縁起物として、お正月料理にはもってこいの食材です。
百合の花は、西洋では神聖な絵画に度々登場します。
受胎告知に大天使ガブリエルが持って来るお花です。
百合の花は神聖な花として、昔から扱われてきましたが、その根っこである百合根は無病息災・子孫繁栄の意味が込められています。
ですから、縁担ぎとして、お節料理やお祝いの宴に使われることが多いのですね。
おがくずの中に入れられて販売されているものがほとんどです。

おがくずの中から取り出すとこんな感じ。
水でよく洗って下さいね。
蕾のようになっていますので、1枚1枚剥いていきます。
剥いていくと、中から泥やおがくずが出てくるので、それもよく洗って下さい。

傷がついて、茶色いところが目立ちますので、包丁やピーラーを使って、取り除きます。

これで下処理は完成です。
このまま水に浮かべて、冷蔵庫保存で2,3日もちますが、更に長期保存したいのであれば、下処理しないで、おがくずの中に入っていた状態のまま冷蔵庫に入れておけば1ヶ月くらいもちます。
茹でたものを冷凍保存してもいいらしいのですが、私はやったことないので、何とも言えません。(食感とか多少は変化あるのでは?)
ここからは、ババロアに使うように茹でます。
百合根は生だと食べれません。
沸騰したお湯に塩を一つまみ入れて、2分茹でます。
ザルに上げて、熱が自然に取れたらババロアに散らします。

余った百合根は、お味噌汁やお吸い物、茶わん蒸しに入れたり、煮物にして、使用できますよ♪
サラダに散らして、いつもとは違う食感を楽しむのもグッドです♪
ホクホクの食感が溜まりません。
ふわぁと甘い味がするのも魅力的な食材です。
百合根を摂取することで、食物繊維、ビタミンやカリウム、葉酸が手軽に摂れますよ。
ただ、百合の球根を食すことは避けて下さい!
百合根として食べられるのは、食用に栽培されたものに限ります。
食用以外ですと、毒があるものも。
必ず、食用として出回っているもので調理して下さいね。
では皆様、本日も読んで下さりありがとうございます。
今年も皆様にとっていい歳でありますように。
愛を込めて♡
miss.A♡